「日常」奇想天外でシュールなギャグが飛び出しまくる!頭を空っぽにして見れるおすすめアニメ!

まずは独特な雰囲気をつかむために公式PVをどうぞ!

テレビアニメ「日常」とは

 

テレビアニメ「日常」はあらゐけいいちさん原作のギャグ漫画「日常」(全10巻)を元に制作され、

2011年4月より全26話が放送されました。

その後、NHK Eテレにより全12話の「日常 Eテレ版」として編集され、

2012年1月より放送されました。

このように民放で放送されたアニメーションがNHK Eテレで放送されるのは異例のことでした。

 

そして、そのことに対する多数の賛同意見とNHKのホームページ上に設置された再放送設望受付ページの要望を受け、

NHK Eテレは「日常」を再放送することを決定、2012年6月より再放送されました。

このような視聴者による要望を受けての再放送はNHKで初の事例となりました。

制作スタッフ

 

 

本作品のアニメーション制作はイラストも原作も忠実に再現度すると定評がある京都アニメーションが手掛けており、

本作品にもそのことが顕著に表れています。

また、監督は「涼宮ハルヒの憂鬱」や「CLANNAD」などを手掛けた京都アニメーションの石原立也氏が務め、

音響監督では「犬夜叉」や「けいおん!」で音響監督を務めた鶴岡陽太氏が本作品でも務めました。

 

お二人は本作品の以前にも「AIR」や「涼宮ハルヒの憂鬱」などでもタッグを組んでおり、

数度目となるタッグを組んで手掛けたアニメーション作品となりました。

声優

登場人物の声優には本作品のキャスティング協力をしていた

プロダクション・エースに当時所属していた若手声優が中心となり起用されていて、

その中には本作品がデビュー作品となった声優の方もいます。

 

その一方、民放放送時の次回予告では「ドラコンボール」シリーズの孫悟空役で有名な野沢雅子さん

「サザエさん」の磯野波平役をされていた永井一郎さんを始めとした

テラン声優陣計25人がナレーションを務めました。

なお、「日常 Eテレ版」では次回予告の部分はカットされていました。

メインキャラクター

 

 

本作品に登場するキャラクターの数はとても多いのですが、

どのキャラクターも個性的でキャラが立っていて、

不思議な言動をとる人物が少なくはありません。

 

相生 裕子(あいおい ゆうこ)

声優:本多真梨子さん

16歳の高校1年生でニックネームは「ゆっこ」です。

元気で明るくて運動神経が良く、ムードメーカー的存在なのですが、

その一方で突然おかしな行動をとったりお調子者で勉強嫌いでもあります。

 

長野原 みお(ながのはら みお)

声優:相沢舞さん

「ゆっこ」こと相生 裕子の親友で、同じクラスの女子高生です。

勉強ができるのですが、運動が苦手です。

また、BL系の漫画を好んでいて、みお自身でもそのような絵や漫画を描いていますが、

親友であるゆっこたちにすらそのことをバレないようにしています。

 

水上 麻衣(みなかみ まい)

声優:富樫美鈴さん

「ゆっこ」と「みお」の親友で頭の良い優等生なのですが、

同時にマイペースで周囲を翻弄させることも多い問題児でもあります。

基本的に無表情で口数が少なく、眠たげな顔をしていることが多いです。

 

はかせ

声優:今野宏美さん

8歳の女の子で自分のことを「はかせ」と呼び、周りからも同様に「はかせ」と呼ばれています。

天才少女で「東雲なの」という名前のロボットを作ったのですが、

普段はロクでもない発明をしたりイタズラをしたりするのに技術力を使っています。

 

東雲 なの(しののめなの)

声優:古谷静佳

「はかせ」によって作られたロボットで背中にはネジがついているものの、

食事をとったりお風呂に入ったり、学校に通ったりと人間と同じように1日を過ごしています。

ストーリー

 

時定(ときさだめ)高校という県立学校を舞台に描かれています。

テーマは高校生たちの「日常」なのですが、ロボットが学校に通っているなど、

実際に描かれているのは「非日常」な事が多いです。

 

ゆっこやみお、麻衣たち登場人物が学校内外問わずに巻き起こす様々な騒動と、

それに巻き込まれる人たちが時にはシュールに、時にはほのぼのと、

登場人物たちの日常として描かれています。

また、基本的にはほとんどのストーリーが1話完結で構成されていて、

あまり時間軸にとらわれずに見ることができます。

舞台

 

本作品の原作者であるあらゐけいいちさんの出身地、群馬県伊勢崎市が舞台とされていて、

アニメに出てくる風景や建物には実在する風景や建物がモデルとなっている所も多いです。

 

その中でも、本作品のメインの舞台である時定高校は原作者であるあらゐけいいちさんの母校、

伊勢崎商業高校がモデルになっています。

また、登場人物の名前には群馬県の地名が使われていることも多いです。

DVD/Blu-ray Disc

 

民放で放送された全26話は、1枚につき各2話とオーディアコメンタリーや

特典映像が収録された全13巻のDVDとBlu-ray Discともに通常版と特装版の4タイプで発売されました。

 

特装版にはサウンドトラックやラジオ番組「日常のラヂオ」を収録しており、

その他にもステッカーや日常格言絵葉書などが封入されています。

 

また、後の2013年には第0話を収録し、

全27話として収録されたDVD-BOXとBlu-ray BOXが発売されています。

なお、NHK Eテレで放送された全12話はディレクターズカット版として

DVD-BOXが2012年11月に発売されました。