私たちの歌を聞けー!『マクロスF』を紹介!
宇宙を旅する超長距離移民船団を舞台に、異星生物との戦いを描いたSF・ロボットアニメ。
男心をくすぐるかっこいい機体はもちろんのこと、可愛い女の子たちも登場します。
しかもヒロインは歌って踊るアイドル!?
今回は「歌」を売りにしたロボットアニメ『マクロスF』を紹介していきましょう。
名曲ぞろいの本作の楽曲は一度は聴いてみるべきです。
『マクロスF』概要
物語は宇宙を旅する超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」舞台としています。
異星巨人種族「ゼントラーディ」との争いによって、
地球が住める星ではなくなってしまったのです。
生き残った人類は、そんな地球環境の再生を目指します。
また、並行して移民船による宇宙移民計画を発足。
『マクロスF』はこの多数ある移民船の内のひとつ、
第25次新マクロス級移民船団「マクロス・フロンティア」を中心に展開されます。
ある日、他の移民船団からフロンティアへとトップシンガーと名高いシェリル・ノームが来訪します。
そして、早乙女アルトはステージ演出のエア・アクロバットとして参加。
そして、ランカ・リーは観客としてライブに訪れます。
この3人の間に巻き起こる三角関係を描きながら、
謎の巨大異星生命体「バジュラ」との闘いを描いたのが『マクロスF』の物語となります。
胸が苦しめられる恋愛、スカッとする闘い、
かっこいいロボットとあらゆるものを兼ね備えたおすすめアニメといえるでしょう。
二大ヒロインが可愛過ぎ!あなたはどっち派!?
『マクロスF』にはシェリル・ノームとランカ・リーという2人のヒロインが登場します。
共通点は「歌」のみで、その他すべてが真逆というべき女の子たちです。
ここでは、そんなヒロイン2人を少しだけ紹介していきましょう。
シェリル・ノーム CV:遠藤綾さん 歌唱パート:May’nさん
ピンクのウェーブがかかった長髪が特徴。
「銀河の妖精」と呼ばれるほどの美声と美貌を持った超人気シンガー。
非常に自信家で、やや高飛車な振る舞いが目立ちます。
しかし、普段は繊細な面のあるいたって普通の少女です。
また、歌手としての自分に誇りを持っており、
トップシンガーであるための努力は惜しみません。
書いてあるように、歌唱パートの声優が違ているのが特徴です。
May’n(メイン)さんというプロの女性歌手を採用しているため、
非常にクオリティの高い歌が披露されます。
ランカ・リー CV:中島愛さん
緑の短めの髪が特徴の女の子。
少し可愛いことだけが取り柄といえるほどにごくごく平凡人物です。
しかし、シェリルと出会ったことをきっかけに、歌手を目指すようになります。
その熱意は並々ならぬものがあり、
努力によって歌手という目標を現実としていくのです。
そして、ゆくゆくはシェリルと並ぶほどのスーパーアイドルとなり、
「超時空シンデレラ」と呼ばれるほどになります。
大人びたシェリルとは対照的に体型や顔などあらゆる点に幼さが残ります。
性格面でも引っ込み思案で不器用と対照的。
しかし、ここ一番の強さと肝の据わり方は通ずるものがあります。
声優に関しては、中島愛さんが声、歌ともに担当していますが、
彼女は「ビクターボーカル&ボイスオーディション」にて約5000通の応募の中から選ばれた超実力派。
そのため、シェリルにも劣らない歌を披露してくれます。
「歌」という点以外ほとんどが対照的なヒロイン。
ビジュアルや内面、歌唱力を含め、
この2人の勢力争いは拮抗しているほどにどちらも人気があります。
あなたはいったいどちら派となるでしょうか?
歌が最高!全曲聴くべし!
『マクロスF』にはOPやED以外にも多数の楽曲が登場します。
その理由としては、「バジュラ」に対して歌が数少ない対抗の手段だからです。
なぜか、バジュラは歌によって意思疎通のようなものができ、
時には撃退、時には共闘などをおこないます。
しかし、そんな設定のことはひとまずおいておき、
ここでは作中で歌われる楽曲をいくつか紹介をしていきましょう。
トライアングラー
アニメのOPとなっており、シェリルとランカの2人で歌います。
ノリのいいテンポですが、注目すべきは歌詞。
本作の三角関係を実にうまく表した歌詞で、本作の内容が想起されるものとなっているのです。
ライオン
『マクロスF』といえば「ライオン」といえるほど有名な曲です。
三角関係を表した「トライアングラー」とは違い、本作における闘いの側面を表したものとなっています。
ノーザンクロス
シェリルの代表曲ともいえる曲。
非常に壮大なメロディと歌詞で、自信家なシェリルに相応しい曲となっています。
星間飛行
ランカの代表曲といえる曲。
可愛らしさを前面に押し出し、耳に残る曲となっています。
突撃ラブハート
シェリルとランカですべての曲を歌っているわけではありません。
その他の人物が歌う曲でもっとも有名なものがこちら。
アツい想いを感じる曲となっており、心が震えてくるのです。
『マクロスF』にはさらに多くの楽曲が使用されています。
その総数は30曲以上!
そのすべてが名曲といえるものなので、ぜひとも視聴してみてください。
ロボットがかっこいい!歴史に残る名作アニメ!
本作で注目すべきは歌の他に「VF-25 メサイア」と呼ばれる可変戦闘機。
飛行形態、ロボットとしての戦闘形態を備えている戦闘機で、
非常に男心をくすぐるデザインとなっています。
その他、超巨大空母や移動砲台など男なら必ず興味を持つものが登場。
しかし、かっこいいのはロボットや兵器だけではありません。
搭乗者がいかした人物であるからこそかっこよさに磨きがかかるのです。
主人公・早乙女アルトはもちろんのこと、その他の男たちにも信念を持って闘いに挑みます。
愛する者のため、家族のため、自分のため、その目的はさまざまですが応援したくるのです。
さて、歌を売りとしたロボットアニメ『マクロスF』の魅力は伝わりましたか?
名作アニメなので、興味を持った方はぜひとも視聴してみてください。