強すぎる主人公が話題となったおすすめアニメ!OPも大人気です!
このおすすめアニメはONE氏がウェブサイト上で掲載した漫画を、
村田雄介氏が集英社のヤング誌で連載した事が起点となり、
2015年10月よりアニメ放送された2015年アニメです。
ヒーローに憧れの強いサイタマという青年(25歳)が、
3年の修行を経て身に付けた異常な強さを武器に、
人間に仇成す生物を一撃で倒すある意味
バカアニメとして人気を博した人気アニメです。
常に不安定な世界情勢が舞台のおすすめアニメ
ヒーローもののお約束として、人類はいつも人間外知的生命体に
地上と主権を脅かされる事態が日常化しています。
海中・土中・突然変異・生物兵器に宇宙からの侵略者と、
人間にとって様々な敵と見做せる輩が次々に戦いを挑んで来るのです。
人間側もそれに対抗すべく「ヒーロー協会」なる組織を形成していますが
決して無敵の勇者が集う集団ではなく、
ランク分けされたかなり強さに格差が生じるヒーロー達と言えます。
敵によっては最高ランクであるS級の戦士ですら、
度々窮地に立たされる事もありサイタマの活躍(?)により難を逃れる事が多々あります。
これでもかといわんばかりに相手が攻めて来ますので、
人間同士が争う暇はこの世界では皆無と言って良いでしょう。
見た目からは想像出来ない強さの持ち主が活躍する主人公最強アニメ
就職活動に失敗した帰りに顎の割れた少年を怪人から助けた事をきっかけに、
ヒーローになるべく頭の毛が抜けるほどの修業をした事で異常なまでの強さを習得するサイタマ青年ですが、
一見ツルンとした卵顔で黄色いスーツに赤いマントですから、
正直風貌からは強さが微塵も感じられません。
敵も味方もまんまと見た目に騙されてしまい、
いざ戦いになるとあっさり勝ってしまいますからそのギャップに皆驚かされてしまうのです。
本人は全く周りを欺いているつもりはなく、
真面目に遣っているのですがあまりにも強さのレベルが違い過ぎてそういう結果を招いてしまっています。
しかも何カ月も前に封鎖された区画で何食わぬ顔で生活出来ている所も、
サイタマという人物の凄さを物語っています。
尤もその通達を聞き漏らしただけで危険区域に暮らしていられるのが異常であり、
当人にその自覚がまるでない所も強さの証ではと思います。
唯一の難点を挙げるなら、
身体能力だけなら宇宙広しといえどサイタマ青年に匹敵するものはいないと思われますが、
その強さ故に彼自身の性格が多少天然な所が見受けられ、
たまに発想や発言にとんちんかんな時があります。
それが純粋に強さを追い求めたが故の境地なのか、
はたまた先天性の天然君だからなのかは全く不明です。
ヒーロー協会の存在意義
人類にとって様々な脅威に対応する為に組織された協会ではありますが、
類に洩れず縦社会のはっきりした組織である感は否めず、
サイタマ青年もその洗礼に会いそうになります。
但し彼の場合は持ち前のポテンシャルで、
難なくその状況を回避してしまいます。
先に述べたクラス別の強さの格差も気になる所ですが、
最高ランクに位置するS級の人達の団結力の無さにも
中々危機を脱する事が出来ない要因があるように思えてなりません。
トップ10に君臨するエージェント達は常に自分が一番だと自負しており、
あわよくば序列一位を虎視眈々と狙っているので、
当然自分の手柄を優先するあまり肝心な所で敵に攻め込まれる場面も少なくありません。
そして定期的に行われるヒーロー募集の試験で、
サイタマ青年が出した測定結果をにわかに信じられないからと
C級にしてしまうお粗末さが組織の人材不足を露呈させていると言わざるを得ません。
本気で地球を救える人材を求めているのであれば、
測定時異常数値が検出された場合は上の判断を仰ぐべきなのに、
現場の常識で判断してしまうのが何とも頂けません。
ヒーローとはとかく常人を超えた存在の筈なのですから。
まあ筆記がギリギリで受かっているサイタマ青年の一般教養にも問題はあるようですので、
そこはどっちもどっちと言えなくはありません。
サイタマ青年の良き理解者ジェノス
ヒーロー願望が強い事以外は素性が知れないサイタマ青年ですが、
そんな彼を師匠と慕う唯一の存在がサイボーグ戦士・ジェノス少年(19歳)であります。
彼は幼き日に家族をサイボーグ達に襲われて孤独の身となり、
彼らに復讐を果たすため自らもサイボーグとなります。
基本能力は優秀なのですが、如何せん己の強さを過信して相手を見縊る所があり、
度々ピンチに陥る危機をサイタマ青年に救われる傾向があります。
見た目は申し分ないのですが、やはり未成年の甘さが見受けられます。
初対面でその危機をサイタマ青年の圧倒的な強さで救われた事で、
ジェノス少年は彼の真の強さを知る一人となるのです。
実際に稽古を付けてもらう事もあるのですが、
ジェノス自身「師匠に勝てるイメージがまるで湧かない」という程実力の差は歴然としています。
なればこそジェノス少年がサイタマ青年を師と仰ぎたくなるのも頷けますが、
如何せんその師匠が天然な発言を良い様に解釈する時があり、
只のフリークかと思わせる事もあります。
世間のサイタマ青年に対する評価が低いのは単に彼の要領の悪さが原因であり、
必ずしも周りの見る目がないからだけではないのですが、
ジェノス少年にはどうにもその事が不満のようです。
2015年覇権アニメの呼び声も高いおすすめアニメです!
どういう修業をしたら人がここまで超人化出来るのかと
考え込みたくなるくらいの強さを誇るのが、サイタマという青年の本性です。
どんな敵も一撃で倒し、本人にやる気があろうがあるまいがその結果に変わりはありません。
就職に失敗した事からこんな未来が待っていようとは本人も夢にも思わなかったでしょう。
3年間の修行をしている内に、世界の治安が悪くなって行くご都合主義には思う所もありますが、
それを見事に駆逐しているサイタマ青年の桁外れ強さはとても痛快であり、
また彼のとぼけたキャラクターも魅力の一つだと思います。
そしていよいよ本作品「ワンパンマン」も昨年9月に第2期の制作が決定したと発表されましたが、
その後の詳細が待たれる所です。
次回作でもサイタマ青年の強さは健在でしょうし、
ジェノス少年は師匠に鍛えられた成果を発揮出来るのか、
そして何よりヒーロー協会に於けるサイタマ青年の序列は正当に上がっていくのか楽しみは尽きません。
きっと敵の強さもパワーアップしている事でしょうが、
それでもいつものとぼけた顔であっさり勝ってしまうサイタマ青年の活躍を心待ちにしています。