「心が叫びたがってるんだ」高校生の悩みや苦悩を描いた人気アニメ映画!主題歌も話題に!

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はじめに

皆さんは2015年に公開されたアニメ映画「心が叫びたがってるんだ」をご存知ですか?何だっけ?という方でもCMや広告を見ればそんなのあったねとなるかもしれません。2016年に大ヒットした「君の名は。」をはじめ
夏といえばアニメ映画といわんばかりに新しい作品が登場しています。そんな2015年のアニメ映画を担当したといっても過言ではないのがこの「心が叫びたがってるんだ。」です。
この映画は2015年9月に「あのはな」の作成チームによって作られた映画で完全オリジナルストーリーの映画です。原作がないため映画館に行かないとみられないということもありオリジナルアニメ映画の中でもトップクラスの売り上げを
だしその影響は聖地巡礼という形で舞台になった秩父を栄えさせました。今回はそんな「ここさけ」について紹介いたします。

ここさけの概要

気になるストーリーですが一言で表すならば秩父を舞台にした青春ストーリーです。おしゃべりな主人公の成瀬順は子供の時自分の失言によって両親を離婚に招いてしまいます。自分に負い目を感じしゃべることがトラウマになってしまった
順はしゃべろうとすると腹痛が起きるようになってしまいます。そのため周りの人とのコミュニケーションは基本的に筆談かメールで行っていました。そんな主人公順はふとしたきっかけであることに気付くのでした。
歌であれば話しても腹痛は起きない、それに気づいた順達はクラスで行われる交流会でミュージカルをやることに決めました。しかしその中でも自分の生い立ちや人間関係が邪魔をして事が上手く進みません順は悩みながら、あがきながら本当の自分を知ります。
高校生ならではの苦悩や喜びが鮮明に描かれた誰もが若いころを思い出して懐かしくなる、そんな甘酸っぱい青春ストーリーです。

ここさけの魅力1~高校生という立場での苦悩が描かれている~

それではここさけの魅力をご紹介していきましょう。まず一つ目は高校生ならではのストーリーが事細かく描かれているということです。大人と子供の間の期間である思春期だからこそあるクラスの人間関係の悩みや家族関係のいざこざは壁となりそれを乗り越えて
大人になります。特に主人公の順は周りにないような事情を抱えており何も知らない他人からは単に変わった子として見られていました。周りにわかってもらえないという孤独の中で自分の罪と必死に戦う姿は心が痛くなりまさに心が叫びたくなりました(映画館内で)。
クラスというものが高校卒業後なくなってしまうのでこのような集団で必死に何かを成し遂げる、お互いが心からぶつかる、そんな経験が懐かしく感じ大人になってから観た方が得られるものが多いかもしれません。

ここさけの魅力2~見るたびに味を増すストーリー

一度ではわからないことが多く何度も見返してでないとストーリーを完全に理解するのが難しいのもまた魅力でしょう。キャラの心情の変化が鮮明に描かれているこの作品では初見ではそこまで気づくのは至難の技です。
キャラクター一人ひとりに焦点を当ててなぜあの時こんな風に言ったんだろうなどと考えてみるとより一層ここさけの良さがわかると思います。一回目はストーリーの大まかな流れを知り二回目以降はぜひその
キャラクターの心情に注目してみてください。

ここさけの魅力3~あのはな好きも満足~

実は映画の描写の中に「あのはな」の登場人物が出てきたり、同じ舞台が登場したりと関係性が強くみられます。作成チームが同じということもありそこはかなり意識されていたのだと感じます。
しかし残念ながらストーリー自体は全く関係はなく別の時間軸で成り立っているとのこと。それでもあのはな好きにはうれしい要素がたくさん出てきますのでそこに注目して盛るのもまた一つの
楽しみ方だと言えるでしょう。

ここさけの魅力4~聖地巡礼が楽しめる~

そしてなんといっても聖地があるので巡礼をして登場人物と同じ景色が見れるのがうれしいです。いまや経済効果が大きくみられる聖地巡礼、実際に作品を見た後はその場所へ行きたい気持ちでいっぱいになります。まさに「心が巡りかがってるんだ」という感情でしょう。
そんなここさけの聖地は埼玉県秩父市にある
町や寺院で都内からさほど遠くない自然豊かな場所です。現地に行って観光を頼めるだけでなく観光案内所など各地にキャラクターのパネルやグッズが置いてあるため巡礼者にも手厚い歓迎を受けられるようです。秩父市自体も観光地として有名で近くを通る荒川の
ライン下り、ラフティングをはじめとするアウトドアが楽しめる他雄大な自然の中で疲れを癒すこともできるため是非一度訪れたいですね。

最後に

いかがだったでしょう?意外にも奥が深く大人の人やアニメが好きでない人にも共感を生む「心が叫びたがっているんだ」、ここではいくつかポイントを紹介してきましたが実際に観に行家内とわからないことがまだまだたくさんあります。
是非ご自身の目でそのストーリーや雰囲気を感じ取ってみてください。