「ご注文はうさぎですか?」日常萌えアニメの最高峰!まず見て損しないおすすめアニメです!

3期の放送も決定!あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~

 

 

疲れた時には、癒されるアニメが見たくなります。
ご注文はうさぎですか?は誰もが癒される空間であり、まさに憩いの場です。
現在では1回視聴すれば十分という考えが増えてきましたが、このアニメに関してはシリーズ全てをBlu-ray Boxで揃えているファンが大勢います。
可愛いキャラが出ているだけではない、ご注文はうさぎですか?の魅力を知ってみましょう。

喫茶店ラビットハウスを中心に展開する青春物語

舞台となるのは、欧州や北欧をイメージさせる木組みの家が立ち並び、石畳が整備された街です。
主人公は保登心愛(ほと ここあ)であり、縁あって喫茶店ラビットハウスに滞在する場面から物語が始まります。

ご注文はうさぎですか?に登場するシーンが多いレギュラーキャラは、基本的にコーヒーのブランド等の実在の飲み物にちなんで名づけられています。
保登心愛はホットココアから命名されており、ココアとよく話をする香風智乃(かふう ちの)はカプチーノからの名前です。

老若男女のキャラクターが出てくるので、美少女たちの青春物語でありながらも世界観に厚みがあります。
喫茶店ラビットハウスのマスターなどの大人たちが、きちんと先達としての役割を果たしています。

年下からの憧れ、年上からの支援、それらの多角的な視点があることで、誰もが共感できるファンタジー世界を構築しているのです。
2014年4月のテレビ放送から現在に至るまでシリーズとして愛されているだけあって、誰もが夢中になるだけの感動と面白さがあります。

萌えという概念をすぐに理解できる傑作アニメ

 

日本のアニメと言えば、まず萌えという概念を思い浮かべます。
本来の萌えは草木の芽吹きですが、アニメ業界では特定のキャラクターへの強い執着のことです。
ご注文はうさぎですか?を視聴すれば、アニメを初めて見る方でもお気に入りのキャラクターを1人は見つけられます。

アニメ制作では、ストーリーとキャラクターのどちらかを重視します。
世界征服を企む魔王を討伐するストーリーなら、勇者一行は目的を達成するための舞台装置に過ぎません。
しかし、キャラクター重視のご注文はうさぎですか?においては、登場する美少女たちを幸せにするために周囲が存在しています。

野良うさぎがピョンピョン跳ねている木組みの街は、現実の感覚のままで無理なく萌えさせてくれる、素晴らしい場所です。
せっかく日本のアニメを見るのでしたら、ぜひ萌えを体感してみましょう。
海外のアニメにはない、日本が世界に誇れる萌えの文化を知らずして、アニメファンだとは名乗れません。

和める内容だから幼児から大人まで幅広く楽しめる

ご注文はうさぎですか?は、幼児から大人まで楽しめる内容です。
アニメではオーバーリアクションで表現する傾向にありますが、うさぎのティッピー等の一部を除いて、現実とほぼ同じ行動になっています。
超能力のような非日常は最小限に抑えられていて、主人公のココアたちの何気ない日常生活が描かれているアニメです。

作中では携帯電話による通話やメールがあり、複数の場所で同時にイベントが進行するシーンでもスムーズに話をつなげています。
定番のネタとして特定のキャラクターを貶めることはなく、名前がないモブキャラを含めて、優しい人だけで作り上げられているのが特徴です。

日常系のアニメとしては他に類を見ないほどの登場人物の多さですが、配置を工夫することで上手く切り分けています。
萌えを提供するご注文はうさぎですか?が成功した主な理由の1つが、キャラクターのグループ化です。

現実でもよくある2~3人ぐらいの小グループで描写したことで、全てのキャラに出演する機会を与えました。

可愛いキャラが楽しく過ごす日常系の代表格

日常系のアニメでは、視聴者が共感できるストーリーであることが必須です。
四季によるイベント、登場するキャラクターの誕生日のお祝い、進学と就職に伴う出会いと別れが主な題材であり、学校生活を扱うケースが目立ちます。
ところが、ご注文はうさぎですか?では、学校生活のシーンは意外に少ないのです。

ココアたちは年齢が違う上に通っている学校が違うので、喫茶店ラビットハウスなどの全員が集まりやすい場所で話し合います。
とあるキャラはいつもアルバイトをしていて、他のキャラクターが遊びに行った先でばったり出会うといった形で絡みます。

いつも同じメンバーで固まっているのではなく、それぞれが自分の立場で日常生活を送っているからこそ、すんなりと木組みの街での生活に馴染めるのです。

話によっては登場しない人物もいますが、それも自然な人間関係を意識した結果です。
シリーズ全体で見ると、どのキャラクターにも中心になる話が用意されていて、構成の腕の良さが分かります。

レギュラーキャラそれぞれに熱心なファンがいる

レギュラーキャラ全員にスポットライトが当たるご注文はうさぎですか?は、各キャラに熱心なファンがついています。
過激な描写がないことから、女性のファンも多く見られます。

家族としてどうあるべきか?が一貫したテーマになっていて、絶妙な匙加減でストレスがない範囲に調整されている家族アニメです。
日常系のアニメで陥りがちな、美少女だけを出したことでの閉塞感が一切なく、どの回も新鮮な気持ちで視聴できます。

話が進んでいくにつれて、個性的な美少女たちが変化していることに気づきます。
初登場では無表情だったのに、他のキャラクターと関係を深めていく中で柔らかな表情になっていくのは、とても丁寧な演出です。
繰り返し見ると、初回では見過ごしていた部分まで堪能できます。

1話から順番に見ることで理解できる構成ではあるものの、途中からでも楽しめるストーリーです。
キャラクターを引き立てるためのストーリーだから、気になったキャラを見ているだけであっという間に時間が過ぎます。

「ごちうさ」の愛称で親しまれているご注文はうさぎですか?は、萌えの入門編として最適です。
他にはない独自の世界観とキャラクターから提供される癒しの空間は、気が向いた時に視聴したくなる魅力にあふれています。
キャラクターによって動くアニメですが、各エピソードの内容もしっかりしていて、どこから見ても楽しめる作品です。