まずはこの2018年おすすめ春アニメの公式PVをご覧ください!
『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』とは?
2018年春アニメとして、『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』(以下、SAOオルタナティブGGO)が、2017年10月1日に行われたイベント「電撃文庫 秋の祭典2017」にて発表されました。
同イベントでは、川原礫さんによる小説『ソードアートオンライン』シリーズの9巻から18巻というシリーズ最長のエピソードとして描かれたアリシゼーション編が、『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のタイトルで同じくアニメ化の発表がなされ大いに盛り上がりました。
アニメ『SAOオルタナティブGGO』は、川原礫さんの小説『ソードアートオンライン』シリーズの5~6巻にあたる「ファントム・バレット編」のスピンオフ作品として書かれたライトノベルで、電撃文庫より2014年2月より刊行されています。

作者は、2017年冬に2度目のアニメ化を果たした長期人気作『キノの旅 -the Beautiful World-』や、『一つの大陸の物語シリーズ』で知られる時雨沢恵一さんです。
時雨沢恵一さんが「ファントム・バレット編」に登場する「ガンゲイル・オンライン」の設定をとても気に入っており、ファントム・バレット編がアニメ化される際に、ガンマニアである時雨沢さんが銃器監修を務めたことを縁として、
電撃文庫初の同レーベル内の作家による二次創作作品として生まれた作品です。
ちなみに、原作小説版の『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』は、『キノの旅』と同じく、時雨沢さんの熱望により、黒星紅白さんがイラストを担当しています。
また、電撃マオウの2015年12月号より、たもりただぢさん作画によるコミカライズ展開もなされている、メディアミックスの盛んな作品です。
物語の舞台
『SAOオルタナティブGGO』の舞台となるのは、『ソードアートオンライン』シリーズに登場するゲーム「ガンゲイル・オンライン」です。
ガンゲイル・オンラインは、月額有料のVRMMOFPSで、リアルマネートレードが公式に認められており月に数十万円を稼ぐプロゲーマーがいるという設定です。
ステータスと様々なスキルを割り振り、自身だけのキャラクターを構築できるのがゲームの特徴です。
銃器には大きく分けて「実弾銃」と「光線銃」の2種類があり、他にも銃剣やコンバットナイフによる攻撃用のスキルがあります。
あらすじ
『SAOオルタナティブGGO』の主人公は、183cmという高身長をコンプレックスにしている女子大生・小比類巻 香蓮です。
彼女はそのコンプレックスから人付き合いの薄い学生生活を送っていましたが、ある日「別の自分になれる」というVRMMOに出会います。
多くのVRMMOの中で彼女が気に入ったのは、荒廃した銃の世界で戦いを繰り広げる「ガンゲイル・オンライン」。
彼女はそこで、150cm未満の小さなキャラクター「レン」をアバターとして、思う存分にその世界を楽しみます。
ガンゲイル・オンラインでは「ピトフーイ」という友だちもできたのですが、ある日そのピトフーイが、現実の都合で、ガンゲイル・オンラインで初めて開催されるチームバトルでの大会に出られなくなります。
急遽、レンが代役で参加することとなりますが、そのチームメイトはたった一人「エム」という大男のみでした。
原作1巻の導入はこのようになります。
原作は2017年3月までに6巻が刊行されており、2018年の春アニメでどこまで描かれるか期待が膨らみます。
キャラクター紹介
小比類巻 香蓮/レン(CV:楠木ともり)
うさ耳ニットキャップのちびっ子アバターを操作する、高身長の女子大生。
ゲーム内では敏捷性のステータスを伸ばし、かなりの俊敏性で敵を撹乱します。
早撃ちを得意とする彼女が主に使用する銃器は、コンパクトながらも火力の高いP90です。
ピトフーイ(CV:日笠陽子)
主人公が「レン」としてガンゲイル・オンラインで初めて作った友人です。
褐色の肌、タトゥー、そして長身の美女という一見近寄りがたいアバターですが、陽気で気さくな性格です。
使用武器は固定ではなく、多種多様な武器を状況に応じて切り替えていくスタイルです。
エム(CV:興津和幸)
第一回のチームバトル大会における、レンのパートナーです。
190cm近い強面の大男のアバターを使用していますが、性格は穏やかです。
銃器、戦闘の知識が豊富で、狙撃に長けています。
使用武器はM14EBRと、HK45です。
2018年春、注目のアニメ!
『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』は、『ソードアートオンライン』シリーズの二次創作作品ですが、特徴として、「SAOを全く読んでいなくても楽しめる」というものが挙げられるほど、作中の用語や世界観の説明がなされている作品です。
アニメ化の際も『ソードアートオンライン』を知らない方にも見やすい作品になっているのではないでしょうか。
『ソードアートオンライン』シリーズが好きな方の他にも、銃器でのバトルが好きな方、アニメ『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』が好きだった方は、同じ作者の方の作品ということで、2018年春アニメでも注目してみてはいかがでしょうか。