「響け!ユーフォニアム」吹奏楽ブームを巻き起こした人気アニメ!京都アニメーションの代表作の一つです!

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『響け!ユーフォニアム』とは?

『響け!ユーフォニアム』は、武田綾乃さんの小説を原作にした、テレビアニメです。2015年4月から6月まで、京都アニメーションの制作で、テレビ放送されていました。そこでのファンからの評判が良かったため、2015年10月から12月まで、第2期も放送されています。その人気は、テレビアニメだけにとどまらず、スクリーンにも進出しました。2016年4月23日に公開された映画は、テレビアニメの第1期を振り返る総集編だったにも関わらず、2億2300万円の興行収入を納めているのです。さらに、2017年9月30日にも新たな劇場公開版が上映され、成功を収めています。2018年には、完全新作の映画が2作公開される予定で、勢いはとどまることを知りません。

『響け!ユーフォニアム』のあらすじは?

10年ほど前は、強豪として知られていた、北宇治高校の吹奏楽部。しかし、現在ではその実力はすっかり落ちぶれていました。吹奏楽で、ユーフォニアムの経歴があった黄前久美子は、同級生たちに誘われて、吹奏楽に入部するのです。新入部員の中には、同じ中学校の吹奏楽部にいた高坂麗奈(トランペット担当)の姿もありました。中学最後の大会で、全国大会出場の夢を果たせなかった麗奈は、悔し涙を流していたのですが、そんな麗奈に向かって、久美子は「本当に全国に行けると思っていたの?」と、冷ややかな言葉を投げかけてしまった因縁があったのです。そんな彼女たちの吹奏楽部に、新顧問の滝先生が赴任してきます。滝先生は、まず最初に生徒たちに「全国大会を目指すのか?それとも、楽しい部活を目指すのか?」を問うのです。そして、生徒たちは、全国大会を目指すことを決めます。そこで、滝先生は本格的な指導を始めるのですが、クールな表情とは裏腹に、かなりの毒舌を放つ滝先生に、生徒たちはたじたじ。生徒たちは、ついていくのがやっとな感じです。そんな中、コンクールのメンバーを決定するための、オーディションが開かれます。ここで熾烈なパート争いが起こってしまいって、、、。果たして、北宇治高校吹奏楽部は、全国大会に出場できるのか?そして、久美子と麗奈の因縁は、雪解けを迎えるのか?

リアルなパート争いに注目

吹奏楽の楽器編成は、人数が決まっていますから、正式メンバーになるためには、オーディションでパート争いをしなければなりません。オーディションは、実力が物を言うので、先輩後輩は一切関係なしです。しかし、そこに少なからず嫉妬が絡んでしまうのが人間というもの。『響け!ユーフォニアム』で見せる、そんな熾烈なパート争いは、強豪の吹奏楽部ならどこでも見られる、当たり前な光景なのです。『響け!ユーフォニアム』は、アニメとはいえ、そんなリアリティと緊張感に満ち溢れています。

滝先生の過去に一体何が?麗奈との関係は?

新しい顧問として赴任してきた滝先生は、高校生相手に、厳しすぎるぐらいの指導をします。一体、なぜそこまで厳しく指導する必要があるのか?それは、滝先生が大事にしている写真に写っている、「とある女性」に関係があるようです。写真に写ってる女性は、一体誰なのか?そして、もう一つ気になるのは、麗奈との関係です。どうやら、ふたりは初対面ではなさそうな雰囲気があります。そんな顔見知りの二人の関係が、オーディションに影響して、、、?さらに、麗奈は、滝先生に片思いを?滝先生の心中やいかに!

アニメ界の常識を打ち破った!

リアルな演奏シーンに絶賛の声多数アニメの演奏シーンは、昔からある演出ですが、どうしても嘘っぽさが残ってしまうものでした。しかし、『響け!ユーフォニアム』の演奏シーンは、めちゃくちゃリアルなんです。キャラクターたちが本当に演奏しているかのような作画は、制作陣に拍手を贈りたくなります。そして、演奏シーンで流れる音楽にも注目です。演奏シーンで流れる音楽は、洗足学園音楽大学の現役音大生によるもの。しかも、「弱小吹奏楽部が全国を目指す」という内容に合わせて、あえて下手くそに演奏した曲もあるというこだわりようです。その演奏が、次第に磨かれていく工程にも注目しながら聞いてみてください。

ジングルのチューニングにも注目

CMに入る前&CM明けに流れる「ジングル」。普通、アニメのジングルといえば、短い音楽が流れます。しかし、今作では、楽器のチューニング音が流れるんです。味気ない感じに聞こえるんですが、毎回、いろんな楽器に切り替わるから、飽きない工夫がされています。このチューニング音は、吹奏楽部経験者のTwitterで「こういう演出、リアルで面白い!」と大好評でした。

吹奏楽感溢れる主題歌にも注目

オープニングとエンディングに流れる楽曲は、どちらも吹奏楽の楽器をふんだんに使っていて、キャラクターが演奏しているように聞こえるのです。隅から隅までアニメの世界観を崩さない努力は頭が下がります。