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概要
「魔法少女 俺」とは、毛魂一直線氏が作者のマンガを原作としたアニメ作品です。監督は、「劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君」にて監督・脚本を務めた川崎逸朗氏です。キャラクターデザインは伊部由起子氏、アニメーション制作はぴえろプラス(主な作品として「BLEACH」「NARUTO -ナルト-」など)です。放送時期は2018年春季です。
アニメ化そのものは2014年に決まっておりました。
内容
冒頭で書いたように、魔法少女漫画の要素とギャグ漫画の要素が合わさったマンガです。「魔法少女」と書きましたが、主に戦うのは男キャラです。一般の魔法少女漫画にあるような「萌え」の要素はあまりありません。
ギャグ漫画の要素がありますが、どちらかというとソフトな系統のギャグです。近年の魔法少女漫画はキツイ展開が多いことで知られていますが、このマンガはキツイ展開が少ないです。
キャラクター
卯野さき/魔法少女オレ(変身後)
声優は大橋彩香さん(アイドルマスター シンデレラガールズ「島村卯月」役)/変身後の声優は石川界人さん(ワンパンマン「ジェノス」役)です。
本作の主人公です。自身の所属するアイドル「マジカルツイン」がなかなか売れなくて困っていました。ある日、自宅にやってきていた、魔法少女のマスコットのココロの誘いによって魔法少女になりました。しかし、その姿は屈強な男性の姿でした。桃拾に好意を抱いております。
御翔桜世/魔法少女サキガスキ
声優は三澤紗千香さん(咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A「船久保浩子」役)/変身後の声優は羽多野渉さん(未確認で進行形「三峰白夜」役)です。
さきと同じ「マジカルツイン」のメンバーで、さきの親友です。クールですが優しい性格です。さきに対して、性的な意味の好意を抱いています。さきと同じく魔法少女になります。同じく、屈強な男性の姿になります。
ココロ
名前はマスコット然とした名前ですが、見た目は暴力団団員です。マスコット然とした見た目の、二頭身サイズのキャラにもなります。
御翔桃拾
桜世の兄です。大人気アイドルグループ「STAR☆RICE」のメンバーです。さきから好意を抱かれていますが、若干毛嫌いしています。
兵衛
桃拾の相方です。桃拾をアイドルに誘った張本人です。よくさきの恋路の邪魔をします。
卯野さより
さきの母親です。ついこの間まで魔法少女でした。
期待点
魔法少女として戦うのは主に男キャラの方です。この系統のアニメは、大体は女キャラが魔法少女として戦うのですが、男キャラが魔法少女として戦うのはとても珍しく、そして斬新です。「魔法少女の男子版」ということはなかなかない発想です。
勿論、期待したい点はそれだけではありません。ギャグアニメとしても面白く、パロディ要素も満載です。
また、魔法少女アニメとギャグアニメの両方を組み合わせるという発想もなかなかないと思います。この点にも期待したいです。
このアニメの放送が決まった当初から、特徴的な設定とビジュアルで様々なレビューサイトにて話題を読んており、流行の予感がします。
このアニメをお勧めしたい方
キツイ展開や鬱な展開がほとんどないため、そのような展開を苦手に思う方でも安心して視聴できると思います。安心して視聴できる魔法少女アニメは、最近では珍しいのではないでしょうか。
ギャグアニメとしても面白いので、ギャグアニメが好きな方にもお勧めします。見ていて不快になるようなギャグも少ないため、「面白ければ、何をやってもいい」というギャグ漫画の価値観を不快に思う方でも安心して視聴できると思います。
パロディ要素が多いので、パロディ要素を不快に思わないのであれば、自分の知っている作品のパロディネタが出てくる際に盛り上がるのではないでしょうか。
このアニメをお勧めできない方
先ほど書いた通り鬱な展開がないため、刺激的な展開を望む方とは相性が悪いでしょう。この系統のアニメに多い萌えの要素も少ないため、萌えの要素を望む方にとっても満足のいかない内容になってしまうでしょう。
また、ギャグアニメとして刺激を望む方にも満足いただけない可能性があります。どちらかというとソフトな方面のギャグアニメです。また、ギャグアニメそのものが好きでない方は不快に感じてしまう可能性があります。パロディ要素に対して不快に思う方にもお勧めできません。
ギャグアニメが好きな方は「斉木楠雄のΨ難 」もおすすめ!
最後に
メインキャラ二人の衣装こそ魔法少女然とした物ですが、体格の良い男性がその衣装を着ている、とても特徴的なビジュアル画像がレビューサイトにて話題を呼んでいます。前評価もとてもよろしいです。アニメの放送決定に喜ばれたファンも多く、放送を心待ちにしている方も多いです。とても期待感の高い作品です。
このアニメは流行する気配があり、「魔法少女アニメは陰湿な展開が多い」というイメージを払拭できる期待もあります。
万人受けするとは言い切ることはできませんが、出来る限り多くの方の目に触れてほしいアニメであります。