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覇窮 封神演義って?
今回アニメ化されるのは、藤崎竜による漫画作品「封神演義」(読みはホウシンエンギ)。
集英社の週刊少年ジャンプにて、1996年の28号から2000年の47号まで連載、
全部で23巻まであり、累計発行部数が2200万部以上という人気作品です。
封神演義は3000年前の古代中国を舞台としており、
太公望(タイコウボウ)を主人公として、人間界と仙人界の2つ世界を巻き込む、
壮大なスケールの物語です。
元々、封神演義というのは中国の古典であり、
中国三大怪奇小説である西遊記、三国志演義、水滸伝、に加えて、
封神演義は四つめの怪奇小説ともいわれています。
藤崎竜による漫画版では、安能務の小説「封神演義」に基づいており、
モチーフである古典から、改変、メタ要素、オマージュ的表現、
それにギャグなども積極的に取り入れ、娯楽漫画として生まれ変わっています。
その封神演義が、2018年1月をもって再アニメ化!
旧アニメから18年ぶりのことです。
人間界と仙人界で織りなす壮大な物語
ここでは封神演義の壮大な物語、
そのあらすじ部分を簡単にご紹介します。
時代は3000年前の古代中国、中国最古の王朝・殷。
第30代の皇帝・紂王(チュウオウ)は文武共に優れた名君でした。
しかし、ある女性を皇后に迎えたことから殷王朝は狂っていくことに。
その女性の正体は仙女・妲己(ダッキ)。
紂王は妲己に術で操られ、かつての名君は影も形もなくなり、悪政の限りを尽くします。
国は妲己と悪い仙人たちに支配されて、人間たちには成す術がありませんでした。
一方、仙人界では、妲己によって乱れきった人間界を見て、
事態を重くみた仙人が「封神計画」を発動することを決意します。
妲己たちを封じ込め、仙道がいない真の人間界をつくる、という壮大な計画です。
その計画の実行者として選ばれたのが、主人公である太公望。
太公望は霊獣・四不象(スープーシャン)と一緒に人間界へと降り立ち、
仙界の道具である宝具(パオペエ)を用いたり、仲間たちと協力したりして、
封神計画を進めるべく、妲己や悪しき仙人たちに挑んでいきます。
ファンタジー的なバトルは勿論のこと、策士である太公望による戦略や、
人間界と仙人界の2つが織りなすストーリーなど、色々な見どころが盛り沢山!
これらが今回のアニメで、どのように演出されていくのか…、
今からすごく楽しみです。
人気投票1位! 魅力的な主人公・太公望
封神演義の主人公を務める太公望。
作中において主人公らしくないだの、影が薄いだの、
周りから言われていますが、読者からの人気はすごく高い。
漫画などのキャラ人気というのは、主人公以外が1位になることも多いのですが、
彼に至っては、人気投票が堂々の1位。
そんな彼、主人公・太公望の魅力について、色々見ていきましょう。
太公望は、元々は人間界の領主の子息。本名は呂望(リョボウ)。
12歳のとき、殷王朝の人狩りによって家族を殺されてしまい、
その際、仙人・元始天尊(ゲンシテンソン)に見い出され弟子となります。
元始天尊の直弟子として仙人界で修行をし、仙人としての力をつけていきました。
殷王朝の悪政の原因は仙女の妲己の仕業だと知り、気になっていた太公望にとって、
その妲己たちを倒すための封神計画は渡りに船でした。
人間界で周の軍師として、殷王朝と戦っていきます。
マイペースでひょうひょうとしていて、うつけとも言われたりしますが、
かなりの頭脳を持つ策士で、仙人としての実力も師匠に認められるほど高く、
人を惹きつける人格を持っています。
見た目は若者ですが、実年齢は72歳以上。
そのためか、感情をあらわにしたり、私情に走ったり、
そういったことはせず、大体冷静です。
異性や恋愛など、そういったことには関心が薄いですが、
苦い薬が飲みたくないといった、子供っぽい部分も。
戦いにおいては、風を操る宝具の「打神鞭」を使用。
主に頭脳戦や心理戦などで相手を嵌めていくのが得意。
時には卑怯な手も堂々と使い、目的の為ならば手段を選びません。
尚、そういったときは味方からブーイングを受けたりも…。
その一方で、人間界の平和をつくるという信念は強く、
仙人の戦いに人間が巻き込まれることを嫌っており、
人間の協力が必要なことを理解していても、それでも嫌がったりします。
普段は表に出しませんが、仲間のことも大切に思っていて、
厳しくも優しく接していきます。
魅力的な主人公である太公望。
先ほどの彼の人格面は勿論のこと、
風を操る宝具・打神鞭による戦闘、策を駆使した頭脳・心理戦など、
アニメでの活躍を早くみたいですね。
アニメ化における豪華声優陣
以前のアニメ化では1999年7月3日から12月25日までの間放送され、
全26話になりました。
当時、漫画は連載中で、アニメはオリジナル展開で終わらせたのですが、
漫画原作はすでに完結しているので、今回の再アニメ化では最後までいけそうですね。
まだ詳細はどうなるかわかりませんが、期待してもいいでしょう。
とりあえず、現在判明している新キャストを紹介。
太公望:小野賢章
四不象:櫻井孝宏
聞仲:前野智昭
楊ゼン:中村悠一
ナタク:古川慎
黄天化:KENN
ちなみに、次は旧アニメ版のキャスト。
太公望:結城比呂(今は優希比呂)
四不象:増川洋一
聞仲:松山鷹志
楊ゼン:千葉進歩
ナタク:宮田幸季
黄天化:山岸功
まだまだキャラクターがいるので、続報に期待ですね。
それと、妲己が誰になるのか気になりますね。
旧アニメでは かかずゆみ さんでした。
妲己は敵ながら魅力的なキャラで、太公望との策略対決など見どころも多いです。
流石は自称ヒロイン。
新アニメでの活躍が今から楽しみです。
以上、漫画原作アニメ「覇窮 封神演義」についてご紹介しました。
18年ぶりに再始動するアニメ「覇窮 封神演義」!
2018年1月より放送スタートのおすすめ冬アニメです!
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