「博多豚骨ラーメンズ」ラーメンそっちのけで繰り広げられるアウトローたちの群像劇!2018年おすすめ新作冬アニメ!

まずはこの2018年おすすめ冬アニメの公式動画をご覧ください!

 

博多豚骨ラーメンズとは

 

この冬アニメの原作は、メディアワークス文庫から発売中のライトノベルです。

タイトルだけ見ると、ラーメンを題材にしたグルメなストーリーを想像してしまいますが、

実はラーメン要素はほとんどありません。

 

物語の舞台となるのは福岡県博多市ですが、この作品の博多は現実とは異なり、

人口の3%が殺し屋とされるほどの犯罪者の町です。

 

主な登場人物もほとんどが犯罪者であり、

女装した殺し屋や、天才ハッカーの情報屋、殺人請負会社の新入社員などが次々に登場します。

 

この作品は、そうしたアウトローたちの群像劇を描く作品となっています。

アニメファンなら『デュラララ!!』を連想するような内容ですが、

実際によく似た雰囲気をもつ作品であり、コラボ小説も出ています。

 

他には、伊坂幸太郎さんの小説にも近いテイストのものがあり、

それらが好きな人は要チェックの作品となるでしょう。

 

作品の魅力は?

 

このおすすめ冬アニメの最も面白いポイントは、キャラクターやエピソードのつながりです。

これは、群像劇ならではの魅力であり、『デュラララ!!』とも共通する要素です。

 

物語が進行するにつれて、一見すると関係なさそうな要素が次第にリンクし始め、

どんどん収束していきます。

 

そして、最終的には、ひとつの大きな流れができあがるのです。

このスタイルには、随所に張り巡らされた伏線が、

次々に回収されていくというカタルシスもあります。

 

こうした複雑な魅力を、アニメでどう再現するかが、見所のひとつとなるでしょう。

また、もうひとつの魅力は、コミカルで楽しい要素もあるところです。

 

「殺し屋だらけの町が舞台」「登場人物は犯罪者ばかり」などと聞くと、

陰惨で救いのないストーリーを想像しがちですが、

この作品には、不思議と賑やかさがあります。

 

もちろん、血生臭いハードなシーンも多くあるのですが、

それだけでは終わらないところがポイントです。

 

これには、作品全体のテンポのよさも影響しています。

スピーディなストーリー展開によって、

暗くなりすぎない雰囲気ができているのです。

この点も、アニメ版での表現に注目です。

 

スタッフは?

 

アニメーション制作は『マクロスΔ』『アクエリオンロゴス』などのサテライトであり、

監督も『マクロスΔ』の安田賢司さんが務めます。

 

サテライトは、ロボット物やSF物を多く手がける制作会社であり、

博多が舞台の群像劇というのは、かなり珍しい作品となります。

 

数多くの名作を生み出してきた手腕がどう発揮されるのか、期待が高まるところです。

また、シリーズ構成は『食戟のソーマ』のヤスカワショウゴさん。

 

キャラクターデザインは、『異国迷路のクロワーゼ The Animation』『M3 ~ソノ黑キ鋼~』などの

サテライト作品で多く活躍する井上英紀さんが担当します。

そして、音楽は、『コードギアス反逆のルルーシュ』『プラネテス』でお馴染みの中川幸太郎さんです。

躍動感あふれる音楽が、スピーディな群像劇をさらに盛り上げてくれるでしょう。

 

キャラクターとキャストは?

 

この作品は群像劇なので、明確な主人公は定められていませんが、

イラストなどで最も目立っているのは、探偵の番場善治です。

 

好物が豚骨ラーメンという点でも、作品を象徴するキャラクターとなっています。

番場の声を担当するのは、『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎、

『宇宙戦艦ヤマト2199』の古代進など、主人公キャラを多く担当する小野大輔さんです。

 

また、女装した凄腕の殺し屋・林憲明(リンシェンミン)役は、

『進撃の巨人』のエレン・イェーガーや、『七つの大罪』のメリオダスなど、

これまた主演作を多くもつ梶裕貴さんが担当します。

 

そして、殺人請負会社の新入社員・斉藤を演じるのは、

2017年の声優アワードで新人男優賞を受賞した小林裕介さん。

新人といっても、『アルスラーン戦記』のアルスラーン、

『Re:ゼロから始める異世界生活』のナツキ・スバルなど、すでに話題作で主演を務めている実力派です。

 

他にも、天才ハッカー・榎田には小野賢章さん、オカマの復讐屋・ジローには浪川大輔さん、

ジローの助手・ミサキには悠木碧さん、馬場を敵視する殺し屋・猿渡俊助には中村悠一さんがキャスティングされています。

 

いずれも人気の高い声優さんなので、キャラクターの絡みが重要なこのおすすめ冬アニメでは、

豪華な掛け合いを楽しむことができるでしょう。

 

この2018年おすすめ冬アニメの主題歌は?

 

オープニング主題歌は、『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』『ストライク・ザ・ブラッド』などを担当した、

岸田教団&THE明星ロケッツです。

 

ダークな要素をもつ作品で多く主題歌を手掛けており、

殺し屋の町が舞台のこの作品でも、雰囲気にマッチした楽曲が期待できます。

エンディングを担当するのは、5人組のジャズバンド・TRY4TH(トライフォース)です。

初のアニメタイアップとなりますが、

アウトローな作品とジャズのコラボには要注目です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。