「少女終末旅行」終末世界を生き抜く2人の少女の物語!チトとユーリのゆるーい雰囲気が癖になる2017年おすすめ秋アニメ!

まずPVをチェック!

 

2017年注目の秋アニメ「少女終末旅行」とは

 

「少女終末旅行」は、マンガ家のつくみず氏による漫画作品が原作のテレビアニメです。

原作マンガは、webサイト「くらげバンチ」にて、無料で見ることができます。

 

おすすめアニメ「少女終末旅行」のストーリー

 

人間たちの文明が終わった世界で

ふたりぼっちになってしまった女の子たちのお話です。

 

物語の舞台は、繁栄と栄華を極めた「人間」たちの文明が終わった後の世界で、

そのため人類はほとんど死んでしまっています。

 

もちろん、そんな世界には生き物も動物も何も存在していません。

本来は永遠に稼働できそうな機械すらも、

整備する人間を失って動きを止めてしまっています。

 

そんな、終わりを迎えてしまった世界の中で、

チトとユーリというふたりの女の子は、

今日も戦車で荒廃した世界をさまよい続けています。

 

ふたりが生きているこの世界は、いつ終わってしまったのでしょうか…。

「少女終末旅行」は、そんな深いことを考える意味すらない何もない世界で、

ふたりぼっちの女の子たちの日常を描く作品です。

 

これだけだと、「何が面白いのかわからない」という方もいるのではないかと思います。

しかし、毎日の食べるものを見つけるのも一苦労で、

明日も希望も他の人類すらも見えない世界の毎日を生きている

ふたりの女の子たちは、どこか楽しげです。

 

だからこそ、実際に漫画を読んだ方たちからの評価も高く、

そんな世界でもなんだかほのぼのとしている二人の女の子の毎日の日常に愛着がわいてきます。

 

おすすめ秋アニメ「少女終末旅行」の登場するキャラクター

 

「少女終末旅行」は、人類の文明が終わったあとの世界が舞台です。

そのため、登場キャラクターは本当にわずかで、

基本的には主人公の女の子たちふたりだけです。

 

女の子たちの名前は、「チト」と「ユーリ」といいます。

「チト」と「ユーリ」は、真逆の性格をしています。

 

ユーリは、楽観的な性格をしている女の子で、好きなことは食べることです。

よくしゃべりますし、好奇心もいっぱいのふつうの女の子です。

 

 

どちらかというと頭を使うよりも体を使った作業の方が得意で、

銃の扱いにも長けています。

 

もう1人の女の子はチト。

チトは、常に冷静で理知的な女の子です。

黒い髪の毛を左右にわけて束ねています。

 

 

好きなことは本を集めることで、頭が良く機械にも強いため、

移動に使っている愛車ケッテンクラートもチトが運転しています。

 

1話めを見てみるだけでも、ふたりが対照的な性格をしているのがわかります。

ただただ暗闇を進んでいくふたりは、

もう何日さまよっているかわからない状態です。

 

そこでチトが「どうなるんだろうね、私たち」と不安を口にしたところ、

ユーリは眠ってしまっていました。

 

過酷な環境のはずなのに、もう終わった世界のはずなのに、

ぐっすりと眠ってしまっているユーリに読者も温かい気持ちになります。

 

セリフも基本的にふたりの会話だけで、

淡々と時間が過ぎていく描写はシンプルだけどじょうずな絵柄にあっています。

 

つくみずさんは、この「少女終末旅行」がデビュー作というのだから驚きですね。

しかし、ずっとふたりだけと言うわけではありません。

本当にときどきですが、人間と出会うこともあるようです。

 

監督は尾崎隆晴さん

 

監督は、尾崎隆晴さんで、今まで携わった人気アニメは数多くあります。

例えば「逆転裁判 その「真実」、異議あり!」では、

8話と22話の演出と絵コンテを担当していました。

そんな尾崎隆晴さんのコメントをご紹介いたします。

 

『「少女終末旅行」は少女二人が純粋に今を感じ、

日常を過ごしていく癒しの物語です。

 

複雑で、騒がしい今の世の中に疲れを感じている方は、

是非、彼女たちの日常を覗き見しながら一緒に旅してみませんか?

 

このコメントだけでも世界観が伝わるのではないでしょうか。

終末世界をふたりの女の子が生きていく、そんな物語ですが、

そこにあるのは殺伐とした命のやりとりでも、

使命のもとに戦うわけでもありません。

 

目的地自体が存在しない物語と言えるかもしれません。

ただ、毎日を生きて、その日のその瞬間を全力で生きていくだけ。

 

今の時代のごみごみした社会を忘れて、

あなたもふたりの女の子とともに、終末の世界を旅してみませんか?

 

どちらかというと、タイトルにもあるように旅行と言った方がただしいかもしれませんね。

 

「絶望と、なかよく」

 

ちょっとだけ悲しい絵本のような世界観は、

シンプルなイラストでえがかれていて、色彩もそれほど色鮮やかではありません。

 

雪がしんしんと降り積もる廃墟だったり、効果音がゴオオだけの廃墟だったり、

でてくる背景や世界も決してきれいな世界ではありません。

 

絶望しかない世界と言える世界も、ふたりの生きている世界です。

だからこそ、気づける幸せもあるのではないでしょうか。

それは、例えば真っ暗な方が星がきれいだということとか…。

 

現在公開されているムービーの最後に「絶望と、なかよく」の文字がでてきます。

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