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大人気ライトノベル待望の再アニメ化
キノの旅 -the Beautiful World-は時雨沢恵一(しぐさわけいいち)著作のライトノベルシリーズです。
独特の世界観と黒星紅白(くろぼしこうはく)による美麗イラストが特徴で、
シリーズは累計818万部を超えています。
既に過去アニメ化もされており2003年に全13話のTVアニメシリーズ、
劇場アニメが2005年にキノの旅 何かをするために -life goes on.-、
さらに2007年にキノの旅 病気の国 -For You-が制作されおり、
今回はTVアニメシリーズとしてスタッフやキャストを一新しての再アニメ化となります。
様々な国を巡るファンタジーアニメ
本作は1話完結の短編集のような形式をとっており、
1つの国につき1話となっています。
主人公キノと相棒のモトラド(この世界における乗り物の一つ、
空を飛ばない二輪車の総称)エルメスの旅が主なストーリーとなっていますが、
原作ではキノとエルメス以外のキャラクターが主役になることもあります。
本作に登場する国は文化や文明が大きく異なっており、
古代、中世、近代、だけではなく近未来のような国も存在するのが特徴的です。
また、キノ自身が一つの国につき3日間の滞在というルールを定めているため、
基本的に一つの国一話につき3日間の物語となっています。
魅力的なキャラクターが登場するおすすめ秋アニメ!
本作では旅をする関係上様々なキャラクターが存在します。
主人公のキノは中性的な容姿を持ち十代の若さでありながら旅をしており、
性格もリアリストで戦闘を含めた旅に必要な技術や知識を持ち合わせています。
相棒のエルメスはモトラドでありながら人語を話し、
キノとのやり取りも物語の見どころの1つとなっています。
定期的に出番のあるキャラクターでは、
キノと出会いその後旅をすることとなった青年シズやシズの自称下僕である
白い人語を話す犬である陸などが登場し、彼らの視点で物語がえがかれることもあります。
また、そのほかにもキノに旅の知識や技術を教え込んだ師匠とその相棒、
ティー、フォト、ソウなど魅力的なキャラクターが存在しています。
基本的に上記のメンバー以外のそれぞれの国において出会う住人らには固有名が設定されていないことが多いですが、
かといってキャラクター性が劣ることはなく
それぞれの国の人や文化のあり方を強烈に表しており
時には主人公たちよりも心に残ることがあるかもしれません。
一新されたスタッフ
前作から期間が空いたためか、今作ではスタッフが一新されています。
監督は田口智久(たぐちともひさ)、
演出や絵コンテでの活躍が多く近年ではTVアニメ双星の陰陽師の監督を務めました。
シリーズ構成は菅原雪絵(すがわらゆきえ)、
近年ではTVアニメオーバーロードのシリーズ構成・全脚本を務めています。
キャラクターデザインは多くの作品で原画等を担当しているアミサキリョウコ、
今作では作画監督も兼任しています。
作画監督は立川聖治(たちかわせいじ)、
多くの作品で作画監督を務めており田口智久監督のTVアニメ双星の陰陽師でも作画監督を務めました。
また声優陣も一新されており、現時点で判明しているキャラクターでは
キノ役は魔法少女まどか☆マギカなどでブレイクした悠木碧(ゆうきあおい)、
エルメス役はハイキュー!!の山口忠を演じた斉藤壮馬(さいとうそうま)、
シズ役は梅原裕一郎(うめはらゆういちろう)、陸役は松田健一郎(まつだ けんいちろう)、
ティー役は佐倉綾音(さくらあやね)、師匠役はLynn、
相棒役は興津和幸(おきつ かずゆき)など実力派の若手を中心にキャスティングされています。
コミカライズにも注目
再アニメとともに少年マガジンエッジと
月刊コミック電撃大王の2誌においてコミカライズが進行中です。
少年マガジンエッジではシオミヤイルカ、
月刊コミック電撃大王では郷がそれぞれ漫画執筆を務めています。
アニメーションと並行して楽しむのも良いかもしれません。
OP&ED
今回OPとEDテーマを務めるのは、
2012年にデビューした女性シンガー・やなぎなぎです。
両曲ともにやなぎなぎ本人が作詞を務め、
今作の劇伴担当の出羽良彰(でわよしあき)が編曲を行うという形をとっており、
OP・EDともに同アーティストというだけでなく劇伴が編曲を行うというのは珍しくこちらも要注目です。
以前からのファンも初めて見る方も楽しめるおすすめアニメ!
最初に記載したようにキノの旅 -the Beautiful World- the Animated Seriesは
ライトノベルを原作とするTVアニメです。
2000年からすでに20巻ほど発売されており、数多くのファンを抱えるシリーズであり、
今回の再アニメ化はファンの根強い応援の賜物といっても過言ではありません。
かといって、以前からのファンのみが楽しめる作品ではなく、
実力のあるスタッフやキャストをそろえた今作は原作を知らない
これからアニメーションを見るという方にも十分に楽しめるものとなると思います。
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